自転車に乗って風を追う

しまなみ海道-尾道散策

岡山で「サンライズ瀬戸」を降り普通列車に乗り換え尾道へ向う。

車内は通勤客で少しにぎわうが春休み期間中なので学生の姿が見えない。

尾道は若い頃から行って見たいところの一つだった。
それは、テレビドラマや映画で何度となくみており、落ち着いた雰囲気が
ありそうに思えたからだ。
小津安二郎監督の「東京物語」に代表されるように多くの映画でロケ地としても
使われている。

駅頭で自転車を組み立てる。
ブレーキワイヤーがうまくセッティング出来ないあせりもあったがとにかくも
無事走行準備を整えて市内散策に出る。
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士堂小学校のあたりから寺院めぐりのルートを行きはじめたが、細い坂道と階段が
多いので持光寺だけであきらめ、千光寺公園に向かう。

国道から左にそれて両脇に古い作りの建物が見受けられる町中の坂道を行く。
やがて千光寺公園に向かう少し急な坂道い入る。
眼下に尾道の市街が少しずつ見えてくる。

千光寺公園からに上がってみると、市街はもちろんのこと、船が行き交う尾道水道や
向島の背後に瀬戸内の島影が遠望できる。

今日はどのあたりまでいけるかと思い巡らせてみる。
千光寺境内をめぐり、自転車を駐輪した広場に戻り出発しようとすると、地元の高齢者が
話しかけてきた。

どこからきたとか、自転車を電車に持ち込めるのかとか、自転車で気ままな旅はいいとか
興味深々で離してくれなかった。
でも、最近はこういう出会いが楽しくなってきた。

帰路は西側の道をくだる。
おもいきって坂を下りたいがカーブが結構きつい上に、自動車も多いのでブレーキを使わざるを得ない。

再び駅前に戻ると映画資料館を訪れてみることにする。
元はなまこ壁の倉庫だった建物をほとんどそのままにして映画資料を公開している。
思ったほどに豊富な展示物はなく、映画のポスターが殆どだった。
映画も上映されているが見ている時間がないのであきらめる。

アーケードをゆっくりと行くと駅近くで林芙美子の住んでいた部屋が見られるという喫茶店を見つけ、ここで昼食を摂ることにした。
その部屋というのを食事後に入ってみる。
部屋は小さな中庭を隔てているが、中庭への出口のところで猫が微動だにもせず横になっているのを避けるようにして通り抜ける。
部屋に入ったとたん、どこかで見たような雰囲気。
それは妻が結婚前に使っていた実家の蔵にあった部屋だった。

駅前渡船場から小さなフェリーにのり、いよいよ向島(むかいじま)へ渡る。
この渡船は川を少しあがったところに船着場があるので時間がやや長い。

島の船着場は駅前に比べ、ぐんと島を感じさせる雰囲気がある。

さあ、いよいよ因島大橋を目指して向島の西側をたどる。
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by kiyohito-o | 2008-03-27 20:56 | 自転車
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