自転車に乗って風を追う

便りなきは無事な報せ

a0009647_9123062.jpg末娘がカナダのトロントへワーキングホリデーを利用して日本を離れてから1ヶ月半を過ぎた。1年間も海外へ出かける家族は私も含めて我が家にとっては初めての経験だ。
次女が中学生のときに区教育委員会による海外派遣で2週間ばかりアメリカ西部へ行って以来のことでもある。
今年初め、末娘は突然にカナダへ行ってくるからと言い出して我々夫婦を驚かせた。
この娘は幼稚園に入るまでは外へ出ると親の手を握り締めて絶対離そうとしないほどに臆病だった。それが小学生3年生の夏だったかクラスメートと二人で私鉄のスタンプラリーに出かけてから急に一人で出かけるような活発さを見せるようになった。
みるみる間に親離れしていった。
高校も自分で新設の単位制高校を選び、高校を出ると演劇学校へ通う。それからも英語の勉強だ、声楽のレッスンだ、ダンスのレッスンだ、ホームヘルパーの資格をとるのだと積極果敢に取り組んでいく。その先にあったのがカナダ行きだった。

カナダへ行って1ヶ月の間は当地の語学学校へ通っていたこともあり、学校のパソコンを使ってしげくメールを送ってきたが、通学も終わりホームステイ先を退いて友人と部屋を借りて生活をするようになってから便りは少なくなった。
仕事は見つかったのだろうか、部屋のオーナーはどんな人なのか、町の治安はどうなのかと親にすればたくさんの心配があるが、当人は至極楽しく楽しんでいるようである。

ふと、思う。
いきなりこちらから訪ねていって驚かせたいと。
しかし、それもままならないから「便りなきは無事な報せと」思うことにしよう。
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by kiyohito-o | 2004-08-11 09:15 | 雑感
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