自転車に乗って風を追う

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多摩丘陵ポタリング(その2)

明日の勤労感謝の日を祝うかのような穏やかな晴天。
是非やらなければならないという用事もないのを確かめ9時半近くに家を出る。
再び多摩丘陵方面へ行きたくなったので多摩川の丸子橋を渡り中原街道を進み府中街道にでて府中方面に向かって走る。
右手に等々力緑地を見ながらの道は大型車が結構多い上に道幅もやや狭くなるので緊張する。
最近テレビで自転車事故に関する報道を目にすることが多くなってきたことが潜在的に恐怖心を植えつけられてきたのだろうかと思ってしまう。

第三京浜の高架下を潜り抜けた先で左手に斜めに分かれる旧道らしい道を進む。それほど長い距離ではないが道幅も広く舗装も痛んでいないので気持ちよく走れる。右側の暖かい陽射しを受けた木造民家は戦前のものらしい落ち着いた風情が感じられた。
庭の柿の木には青空をバックに熟れた柿の実がいくつか残っている。

溝口あたりから生田の高台の裾を二ケ嶺用水に沿って伸びる道は車も少なくなって走りやすくなってきた。長尾橋交差点で左に上る坂の向こうに何かありそうな気がして上り始める。結構つらい上りになった。坂の上の方で道路工事が行われ一方交互通行になっているので途中で待たされたから勢いをとめられたのでなおさらだ。
a0009647_10386100.jpg上りきったところは五所塚、そのまま更に進みゆるく下っていくと「長徳寺」の案内を見つけたのでたどってみる。関東36不動尊の一つで「神木山長徳寺等覚院」であった。門前の細い道に不不似合いな立派な山門がある。本堂まで階段をあがって振り返ると眺めが開けている。

再び長尾橋に戻り、稲生橋交差点を左に折れて坂をあがり二股の分岐を右に行くと生田緑地の入り口になる。広い道が続いているが自動車は勿論、自転車も進入禁止とのこと。駐輪場に自転車をおいて川崎市立日本民家園に入ってみた。
名前は知っていたがこれまでくることは無かった。古民家が並んでいるだけだろうと思っていたのだが丘陵の斜面を利用して23棟の古民家が樹木にの生い茂る広い敷地内に点在させてあったから古民家のもつ雰囲気を損なわないでいるのがうれしかった。
a0009647_1124224.jpg半数弱は地元川崎と県内のものだが、ほかは全国各地から移築し復元したものだという。
これまでにもあちこちで古民家をみてきているが、太い柱と梁で組まれた力強さを感じる。特に屋根を支える梁に自然の木の曲がり具合をアーチ状に生かした巧みさには感心する。
古民家は隙だらけで消して上等な住環境ではなく、冬の寒さは相当なものだと思われるが、それでも焚き木が燃える囲炉裏を囲んで家族が食事をし、団欒をし、仕事をする光景を想像すると暖かさがわかるような気がしてくる。子供のころ母親の実家で囲炉裏を囲んで食事をしたことが思い出されてくる。
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園内でもみじが見事に紅葉して真っ赤になって太陽の光を受けていたのもきれいだった。

八王子方面まで走ろうと矢野口交差点で鶴川街道に折れた。道はやや細くなるが車は少なく落ち着いた雰囲気がある。しかし民家園で時間を費やしたこともあり途中で断念し、稲城駅近くで府中街道に合流する住宅地の中のわき道へと方向転換した。
南多摩駅近くの大丸交差点で府中街道に戻り、多摩川の是政橋を渡るとサイクリングロードに入り、丸子橋に戻った。
水道橋からは川崎側に戻った方が舗装されたサイクリング道路なので快適なのだが、あえて未舗装の方を行った。砂利道は走りが重くなるし、腕に響く振動で疲れもでるのだが久しぶりにワイルドな感じを見たくなったからだった。

途中東名高速が横切るところにある警視庁自動車練習所の脇で休憩する。
そこでは、電気、ガス、水道、道路補修などの緊急車両が緊急出動時の訓練をやっていた。
これまでこのような訓練を行っているなど知らなかったので興味深かった。
交差点での一時停止の仕方、歩行者や一般車両への注意呼びかけなど現場へ短時間に到着できるように運転しつつ安全も確認しなければならないのは結構大変であることを認識させられた。
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by kiyohito-o | 2005-11-22 21:57 | 自転車

多摩丘陵ポタリング

今日は前日になって予定がキャンセルになりフリーとなる。
久しぶりに晴天の土曜日、家にいられるわけがない。
妻にいわれるまでもなく、朝食後すぐしたくをしてペダルを踏み出した。
さて、行き先はそのときの気分とはいいながら、しばらく行っていない多摩川へと国道1号線を進み多摩川大橋からサイクリングロードにでる。
風もないのになぜか脚が重く感じる。
このところ仕事先へ片道5キロ程度を走るだけになっていたから萎えているのだろう。
それでも二子玉川、和泉多摩川といくうちに力が戻ってきた。

土曜日ということもあって多くのサイクリストに出会い、追い抜かれる。
めっきり、中高年サイクリストが増えた。それも自転車はロード、上から下までレーシングスタイルで決めている。
私のように、ごく普通のカジュアルスタイルでクロスバイクjに乗っている人は非常に少ない。
書店には多くの自転車関係の書籍が並ぶようになるほどの最近の自転車ブームを典型的に見せているのがサイクリングロードだろう。

いつもは下をくぐって通りすぎる関戸橋を、今日は日野へ向けてわたった。
橋の南詰めから程なく川崎街道の交差点になる。
この川崎街道を淺川の上流へ向けて走ると百草園入り口に出る。数年前に妻と百草園へ来たのも今頃の季節だったろうかと思い出す。
a0009647_9425757.jpg義兄の住む三沢を通りすごせば高幡不動。境内では菊花展が開かれていて出店もありにぎやかだが、七五三参りの参拝客も覆いから一段と華やかだ。

高幡不動から八王子方面へと北野街道を走る。
左手は丘陵、右は併走する京王線の向こうに淺川が流れる静かな郊外風景だ。
片倉で16号線に左折し、御殿峠をだらだらと上る。
そして橋本へ下る途中でやや後ろにつけてきた乗用車とハンドルが接触しよろけた。
あやうく自動車の後輪に触れる危機を避けえた。
どうやら私を追い越して左折しようとしたらしい。坂を下る自転車のスピードを読みきれていなかったようだ。

橋本駅前で昼食をとり、更に相模原市役所近くまで16号線を走る。
ちょっと孫の顔を見に娘の家に立ち寄るのが目的だ。家をでるときはまったく考えていなかったことだった。
30分ばかりでいとまごいをし16号線に戻る。

淵野辺で16号をわかれ鶴川方面に下る。鶴川の手前で鶴見川のサイクリングロードに入ってそのまま市ヶ尾まで川沿いを走る。
川の水はなぜか土色ににごっているが、下流になるとそれも消えていった。
ここの川底は岩盤で、水に浸食されずに残った部分と侵食された部分とが目を楽しませてくれるところがある。

市ヶ尾から246号に入り、尻手黒川道路を野川交差点まで走り、中原街道に左折する。
いつもここまでくれば帰ってきたも同然の気分になる。
丸子橋で一息つく。河川敷のグランドもうっすらと夕もやがかかってきていた。
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by kiyohito-o | 2005-11-05 22:17 | 自転車

追いかけてきた警察官

職場の後輩に用があったので日本橋の会社を訪ねる。
久しぶりに今日の足は「タルタルーガ」。
その後、調子の悪くなったパソコンのパーツを購入しようと秋葉原まで走る。
目指すショップは改装中で明日まで休業とのこと。
やむを得ず他の店へ物色することにする。
秋葉原も東側の開発が進み、西側の従来からの電気街の人の動きが減るかと思われたが相乗効果で増えているとのことだから、これまでと変わった様子はない。

横断歩道を渡り、車道を進もうとすると停車した車の列で走りにくいから歩道を行く。
2つ3つ歩道の縁石をがたがたと乗り越え、二人の警官が立ち番をしている脇を抜けてショップの並ぶわき道へ左折して50mほどいったとき何か後ろで声がしたような気もしたが、そのまま走っていた。しかし、何かその声に気になり自転車をとめて後ろを振り返ると、一人の警官が私を追って走ってくる。
「何かやったか?」とちょっとばかり不安を抱きながら待った。
すると、警官は手に持った物を私の方へ出しながら「落ちましたよ!」という。
「何が?」とそれをみると自転車の後輪のハブ付近に取り付けてあった後尾灯だった。
先刻、歩道の縁石を乗り越えた時の振動で抜け落ちたらしく、それも立ち番をしていた警官の足元だったらしい。

そういえば、そこを通り抜けるとき二人がこの自転車を「おや!」というように見ていたようでもあった。
それにしても、かの警官は私がゆっくりと走っていたとはいえ100m近くも追いかけてきて息をきらしていなかったのはさすがだ。

そう、この抜け落ちた後尾灯は100円ショップのものだからこんなことになるのだ。
これまでにも経験があるからもう買うのはやめよう。
やはり、しっかりしたものはそれなりの値段になるものなのだと改めて納得。
そうはいいながら、その日低価格に誘われてあるものを買ってしまった。
懲りないな!
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by kiyohito-o | 2005-11-01 18:43 | タルタルーガ